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ポイントだけじゃない、電子マネーのお得なメリットと真価

更新日:

Suica/PASMO、楽天Edy、nanaco、WAONなど、電子マネーの登場から10年以上が経過し、そのメリットがいよいよ現実的なものになってきました。

通勤でコンビニ利用が多いサラリーマンには今や無くてはならない存在ですが、残高が見えない、プリペイドはチャージが面倒、ポストペイは利用し過ぎが怖い…などなど、従来のイメージを引きずり、まだまだ利用に後ろ向きな人も多いのでは。

電子マネーを有効に活用するのは労力が必要ですが、それでも電子マネーの利用をおすすめする理由を見ていきましょう。

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電子マネーのメリットは?

従来、電子マネーの主なメリットとして挙げられてきたものは、下記の3つです。

  1. 小銭を使う煩わしさが無い
  2. 利用する度にポイントが貯まる
  3. 使用した履歴が管理できる

ただ実際は、完全に小銭や現金を持ち歩かずに暮らすことはまだまだ制限や不安が多く、またせっかくのポイントも、複数の電子マネーに分散して貯まってしまいがちです。

忙しい人でも支出を管理できることが最大のメリット

忙しいサラリーマンへの最大のメリットは、時間を掛けずに支出を管理できることでしょう。

以前から電子マネーは履歴管理ができると言われており、ポテンシャルとしては優秀でした。

ただ、履歴を見るにはパソリなどのカードリーダーとPCが必要だったり、持っていない場合は駅やコンビニの端末を利用するしかなく、一応は履歴を見られるだけだったのも事実。

それが、フィンテックという言葉が誕生し、その一例として、いわゆるクラウド(自動)家計簿が台頭してきた今日、電子マネーをいつ何にどれだけ使ったのか、半自動的にスマホで管理できるようになりました。

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逆に、家計簿にいちいち利用を手で入力しなければならないと考えると、現金支払いが、最も管理が難しいブラックボックス的な決済方法になってしまったと言えます。

また、この自動管理によって、忙しい人でも複数の電子マネーを使い分け、支出を管理しながらポイントを有効活用することが可能になってきています。

電子マネーが現金より優遇されている事実

電子マネーの利用やさまざまなキャンペーンでポイントが溜まったり、消費者目線では、決済手段としての電子マネーは現金よりも価値が高い状態です。

もともと、チャージや利用開始の手間などがある電子マネーは、本質的に現金より利用が面倒なもの。支払いや管理の簡略化というメリットが有る企業側、また競争が激しくなる中で自社電子マネーの囲い込みを促進したい運営会社が、利用拡大のために一定のお金を支払うという構図は当面続くと思われます。

ただ、電子マネーの利用シーンはコンビニなど小額決済が基本となるため、無意識に使っているだけでは貯まる額もごく少量になってしまいます。

結果的に、そのポイントを有効期限内に消費しようとして、もったいない精神で逆に出費が多くなってしまうことも。

どの電子マネーをどのお店で月々いくらぐらい使うか、計画的に利用することで節約に役立てましょう。

クレジットカードでのチャージで0.5~1.2%のポイントを貯める

特にプリペイド型の電子マネーは、特別な理由がない限りは現金でチャージするのはもったいないチョイス。

クレジットカードでチャージをすればポイントが貯められるからです。

チャージでポイントが付くクレジットカードは減少傾向にあるものの、主要なものだけでも電子マネー別に下記のような選択肢があります。

 クレジットカード Suica 楽天Edy WAON nanaco
リクルートカードVISA 1.2% 1.2% - 1.2%
リクルートカードJCB 1.2% - - 1.2%
楽天カード 1.0% 0.5% - 1.0%
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イオンカードセレクト 0.5% - 0.5% -
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まとめ:電子マネーで支出の1〜2%をポイントで回収、さらなる節約

電子マネーの利用形態は登場時から格段に進歩し、今や使える局面で使わず現金を使っている人は、実質的に損をしている時代です。

今後も利用局面が拡大する中、ますます運営会社の競争は激化し、消費者の囲い込みのために様々なプロモーションやキャンペーンを行ってくると考えられます。

消費者としてもそうした企業側の戦略に上手く乗り、メリットを享受していきましょう。

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