LINE Payカードは、LINE Pay株式会社が発行するJCBブランドのチャージ式プリペイドカードです。
手数料や年会費がかからず、プリペイドカードなのに決済上限が100万円と高機能。
LINE Payカードをお得に使う方法を見ていきましょう。
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Contents
LINE Payカードでの2%バックはすでに終了
2017年途中まで、LINE Payカードで支払いを行うと2%のLINEポイント還元が受けられるキャンペーンが実施されていました。
ファミマTカードでのチャージとの合わせ技で最大3%還元が話題となりましたが、残念ながら本キャンペーンはすでに終了しています。
LINE Payカードとは
LINE PayカードはLINE Payの決済方法の一つとして提供される、LINE Pay株式会社が発行するJCB提携のチャージ式のプリペイドカードです。
JCB提携カードと言っても、LINE Pay カードはクレジットカードではないため、申込時の審査や年齢制限がありません。
また、本人確認処理を済ませている場合は決済金額の上限も100万円までと、高額な買い物も問題なく可能になります。
au WALLETプリペイドカードなどは10万円までの上限が設定されているため、同種のカードと比較しても強力なカードになっています。
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au WALLETクレジットカードはプリペイドカードと組み合わせて高還元率に
au WALLETクレジットカードは、auユーザ向けのWALLETポイントが貯まるクレジットカードです。 同じくKDDIグループが提供する「au WALLETプリペイドカード」や「じぶん銀行」との組み ...
LINE Payとは
LINE PayはLINE株式会社が提供するモバイル送金・決済サービスで、加盟店での買い物や、LINEの友だち間での送金や割り勘ができるようになります。
LINEを既に利用していれば、パスワードを設定するだけで簡単に登録が完了し、複雑な会員登録の手続きはありません。
- QRコード・バーコードで便利に支払いが可能で、オンライン決済にも対応。
- 利用額に応じて還元率0.5%以上でLINEポイントが貯まる。
- 今ならコード決済で更に+3%、合計3.5%以上のポイントが貯まる。
LINE Payについて、詳しくはこちらにまとめてあります。
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LINE Payは便利でオトクな「スマホのおサイフサービス」LINEで送金・割勘も
LINE PayはLINEが提供する決済サービスで、チャージした残高でLINE Pay加盟店での支払いや、LINEの友だちへ送金や割り勘ができます。 以前からサービスは提供されていましたが、2018年 ...
LINE Payカードの申込方法
LINE Payカードは、発行のための手数料や年会費はかかりません。
QRコードのスキャンなどでWebサイトにアクセスし、好きなカードデザインを選んで、名前と住所を入力して申込みます。
1~2週間でLINE Payカードが手元に届き、セキュリティコードを入力して利用開始手続きを行えば準備完了。
(セキュリティコードはカードの裏面の署名欄に印字された数字の末尾3桁の数字)
LINE Pay カードは、事前にLINE Payの残高にチャージする、プリペイドタイプのJCB提携カードです。
(コンビニ等で購入できるLINEプリペイドカードというものもありますが、LINE Payカードとは別物)
チャージの手間はかかるものの、使いすぎの心配がなく、JCBのクレジットカードと同様に利用できます。
コンビニやスーパーなど、国内外のJCB加盟店約3,000万の店舗で利用ができ、インターネットでもクレジットカード扱いで利用可能です。
JCBのクレジットカードと全く同等かと言うと、本人確認前(LINE Cashアカウント)の場合は海外店舗では利用できない、3Dセキュアに対応していない、本人認証サービスJ/Secureに対応していないなどいくつか制約があります。
また最大の特徴として、LINE Payカードの利用金額100円ごとに2ポイント(還元率2%)が貯まります。
貯まったポイントは、1ポイント1円相当としてLINEのサービスに利用できる他、1000ポイントからLINE Pay残高に交換できます。
また、レートはやや悪くなりますが、Amazonギフト券やnanacoポイントなどに交換することも可能です。
LINE Payへのチャージとポイント二重取りの方法
LINE Pay残高へのチャージは、以下の6通り。
- 銀行振込
- コンビニ(ローソン、ミニストップ、ファミリーマート、サークルKサンクス、セイコーマート)
- Pay-easy
- オートチャージ
- チャージ専用口座
上記のチャージ方法は基本的に現金のみとなっていますが、唯一、ファミリーマートの収納代行ではファミマTカードが利用できます。
そのため、LINE PayへのチャージでもファミマTカードのクレジットカードポイントが貯まり、ポイントの二重取りが可能になります。
ファミマTカードは還元率0.5%ですが、ファミリーマートでは毎週火・土曜日は「カードの日」としてクレジットポイントが通常の2倍の還元率1.0%となります。
この方法を利用すると、LINE Payへのチャージで1.0%がTポイントとして貯まり、さらにLINE Payカードの利用で2.0%のポイントが還元され、合計3.0%のポイントが付与されます。
なお、コンビニでの収納代行と聞くとセブンイレブンでのnanaco利用が思い浮かびますが、残念ながらセブンイレブンはLINE Payのチャージに対応していません。
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サークルKサンクスは最近Tポイントに対応したため、将来的には同様のサービスが受けられかもしれませんが、今のところそうした対応は発表されていません。
Suicaのチャージにも利用でき、最大3.0%のポイント還元率
LINE Pay カードはモバイルSuicaのチャージに利用でき、チャージでも通常通りのポイント還元が受けられます。
Suicaチャージといえばビューカードでの1.5%還元が有名ですが、LINE Pay カードの還元率はそれを超えます。
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ただし、ビューカード以外ではモバイルSuicaの年会費1,030円(税込)がかかってしまうため、Suicaの利用が年20万円を超えるという方は検討の余地があります。
また、Apple PayでのモバイルSuica利用であれば年会費がかからないため、LINE Payカードがお得となります。
Suica電子マネーの利用では、対象店舗においてさらにJRE POINTが貯まるため、ポイントの三重取りも可能になってきます。
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2017年12月より、 Suica ポイントがJRE POINTへ共通化されることが発表されました。 また、ビューカードの利用で貯まるビューサンクスポイントも、 2018 年度中に JRE POINT ...
まとめ:使いやすいプリペイドカードとして
過去の最大3.0%還元という驚異的な還元率こそなくなってしまいましたが、還元率0.5%はプリペイドカードとしてはまだまだ魅力的。
LINEとの相性の良さを活かしうまく活用したいところです。